四月末に台湾大学で開かれたクロスイベントにシーゲート稲門会として参加してきました!
台北は四月だというのに半袖ですごせる暖かさ、日本でいうと沖縄の那覇と同じくらいの緯度です。タピオカが進む、進む。外を歩くときは、必ずタピオカを持って歩いていました。
今回のイベントのテーマは、若者が大きな夢を抱かないことについて。
今回は、作家の村上春樹さんがエッセイ集で用いて使われるようになったことで有名な、日常にある小さいけど確かな幸せを意味する「小確幸」という言葉がキーワードでした。
その内容は、国を代表するキャンパスの学生が自分の幸せだけで満足していいのだろうか?というようなテーマで、日本の政治家で元八王子市長であられる黒須隆一氏と台湾大学政治学科の教授の方が学生を交えてトークするというものでした。
主催は、台湾大学の研究生協会(通称:学生会)という大学の生徒会のような組織でしたが、同会の生徒によると台湾の学生は現状に満足していて、大きな夢や志を持つ人が少ない傾向にあるそうです。
対して早稲田大学は、創立150周年に向けた中長期的計画である「Waseda Vision 150」において、アジアのリーディングユニバーシティとして”グローバルリーダーの育成”というテーマをVisionに掲げています。
「アジアのグローバルリーダー」
響きは格好よいですが、考えるとビジョンも責任も大きな言葉です。
マクドナルドの創業者であるレイ・クロックは
「The quality of a leader is reflected in the standards they set for themselves.(リーダーの資質は、自らの基準に現れる)」
と言ったそうです。
私達のマインドの基準が自分自身や自国にとどまらず、アジアにあってこそ、アジアのリーダーになれる道が開かれるということなんだなと、今回のイベントを通しても感じるようになりました。