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〜シーゲート稲門会〜

「グローカルフェスタ2018」参加の報告

8/30,8/31 おもてなし国際協議会主催「グローカルフェスタ2018」に参加して来ました!

東京から飛行機で3時間少々、沖縄の与那国島からは目視できるお隣の国、台湾。
世界一の親日国として、東日本大震災のときも、多額の支援を提供してくださった台湾。
距離的にも歴史的にもとても関係が深い国ですが、皆さんはどのくらい台湾のことを知っているでしょうか?

実は、全然知らない!という方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は交流の在る台湾大学研究生協会が協賛して八王子で行われた、
『おもてなし国際協議会主催「グローカルフェスタ2018 もっと知りたい台湾(8/31)』と、合わせて行われた
『グローカルフェスタ2018 日台青年交流サミット(9/1)』にシーゲート稲門会が参加してきました。

プログラムは、
8月31日:・台湾の民主化運動期をテーマにした音楽劇の上演
・台湾観光協会会長をされている葉菊欄氏と、八王子市元市長の黒須隆一氏をお招きしたトークショー。
9月1日:・台湾と日本の大学生達によるパネルディスカッション
・葉氏による基調講演
という内容でした。
イベントには葉菊欄氏や黒須隆一氏だけでなく、台北駐日経済文化代表処の駐日代表もされている謝長廷氏も来られていました。

日本では九份やタピオカミルクティーでよく知られ、近頃はブームも来ていると言われる台湾ですが、台湾の外交問題は近年中国との間で様々な動きがあります。
特に今年は、7月に中国民航局が世界の航空会社に対して台湾を中国の一部として表記するように求めた問題や、今年8月21日にはエルサルバドルが台湾との国交を断絶して中国との国交を樹立した問題など国際社会を騒がせるニュースが相次いでいます。ここ二年あまりでそのような国は5カ国にも及びます。
今回の音楽劇と基調講演、ディスカッションを通して、シーゲート稲門会としても、台湾と中国で行われるこのような外交問題に対して、日本がどういった姿勢を取るべきかという議論や、一人ひとりが意見を持つ必要性を感じるようになりました。

やはり実際に交流してみるのと机に向かって知識を得るのとは違ったものが得られます。より実践的、実学的な知識と経験を得るため、大きな視野を持って活動を続けていきたいと思いました!